2019年4月27日土曜日

電子、振動、波動…。



こんにちは。


久保田隆介です。


今日は札幌に移動です。


札幌の先生たちとの
会食が楽しみです^^


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さて、
今回のタイトルを見た瞬間に、
あなたはどう感じましたか??


電子、振動、波動…。


です。






ちょっと前に、
似たような内容について
書いたような気がしますが、、、


改めて書きたいと思います。






従来は、
いわゆる“運動器”ばかりに
フォーカスする施術がほとんどでした。






しかし、
ここ最近は様々な治療法が提唱され、
それらを説明する際のキーワードとして、
電子、振動、波動などが
取り沙汰されることが多くなった印象です。






で、
これらのワードが出て来たことで、
多くのアホで低能な施術家は


なんかそれって凄い気がする!!


っていう感覚になったと思います。


今までは、
“変化は出るけど理屈は曖昧”
っていう感じだったテクニックについて、
なんとなくそれらのワードで
辻褄が合うっぽいような説明が
なされるようになったからです。






しかし、
例えばいずれのワードにしても、
施術による変化の要因として
語られる材料になるわけですが、
何かの現象を語るにあたって
都合よく解釈されているケースが非常に多い
ということが言えます。






どういうことかと言うと、
例えば“振動”に関していえば、
ヒトが施術によって相手に与える
効果の根源(?)的な感じで
語られることが多いように思います。






しかし、、、

車も電車も揺れていますし

日常的な“雑音”も
音波としてかなりの振動ですし

なんなら、
スマホもしょっちゅう振動しますし

常時身体に受けている振動なんて
そもそもいろいろあるわけで、
それが施術として
アプローチしようとした時にだけ、
選択的に都合の良いプラスな部分だけが
相手に伝わるっていう解釈は、
どう考えても都合が良過ぎるということです。


そう思いませんか??






これは、
電子も、波動も、ぜーんぶ同じ話です。






これは多くの施術家がそうですが、
何かのアプローチによって
変化が出たのはそれはそれとして、、、


そこに共存している矛盾や課題に
向き合おうとしないんですよね。






何か変化率が高いテクニックが
あったとしても


美化された変化率を否定してみたり


あえて矛盾を探しにかかったり


要点を抑えた上で
より簡素化して試してみたり


っていう作業は、
別にいじわるだとか、
何に対しても否定的だとか、
決してそういうわけではなく、、、


合理的なアラ探しをすることで、
より本質に迫るための大事な作業
だと思います。





ちょっとそれまでよりも
変化が出せるようになったからって、
特定のテクニックに甘んじたり、
特定のテクニックを崇拝したりするのは、
プロとしてマジでダサいですからね。






現存のテクニックで
「これで完璧!!」
なんていうものは無いはずです。


だから、
テクニックに踊らされず、
方向性を見誤らずに追究していくためには、
やはり、
考え方、思考力、リテラシーが
大事だと思うんですけどね。






一回で、、、


何秒で、、、


これだけで、、、


なんていうキャッチコピーに、
魅力感じてる場合じゃないっすよ!!






それでは^^












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