こんにちは。
久保田隆介です。
昨日は大阪に行って来ました。
全国各地に、
リテラシーが高い仲間が
増えて行くように、
地道にがんばりたいと思います。
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こちらの記事も
ぜひご覧ください!!
2019/4/14『一人でも多くの人に…』
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突然ですが、
ひらがなは読めますか??
読めますよね。
むしろ、
漢字も読めますよね。
だから、
この記事が読めているわけです。
では、
総じて“文字が読める”ということで
一度まとめておこうと思います。
ここでご理解頂きたいのが、
“文字が読める”っていうのと
“日本語が読める”っていうのとでは
まったく意味が違うということです。
簡単に言うと、、、
-文字が読める-
文字が読めて、
文章を読み進めることができる
ということ。
“=意味が理解できている”
とは限らない。
-日本語が読める-
文字が読めることはもちろん、
意味を理解しながら
読み進めることができる
ということ。
“=意味が理解できている”
ということ。
いいですか??
例えば、
ひとつの論文があるとします。
そこで、
“文字が読める“という前提があれば、
ひとまずその論文を
読み進めることはできますよね。
しかし、
内容を理解できているのかといえば、
それはまったくの別問題です。
例えば
部首やつくりから考えて
十中八九読み方はあっているだろうが
意味がわからない漢字
とか
読めるけど
意味がわからない言い回し
っていうのが
何かしらあったとします。
それをなんとなくやり過ごしても、
先程から述べているように、
文章を読み進めること自体は
なんとなくできるわけです。
しかし、
たったひとつの言葉の意味を
曖昧なままにしてしまうだけで、
その文章全体の意味が
まったく違ってしまうようなことも
いくらでもあると思います。
つまり、
文章全体を理解するためには、
ひとつひとつの言葉の理解度を
しっかりと上げて行かないといけない
ということなんです。
それではここで、
ひとつだけ問題提起をしますね。
“筋膜の癒着を剥がす”
というセンテンスがあります。
“きんまくのゆちゃくをはがす”
文字としては、
みなさん読めますよね。
次に、
“筋膜を剥がすこと”
っていう感じで、
みなさん理解しますよね。
で、
ここで考えるべきなのが
・筋膜ってそもそも定義が様々だけど、
どの組織(層)のこと??
・剥がすってどういうこと??
・剥がすっていうことは、
対義の状態はどういう状態??
(≒癒着or接着orくっ付く)
っていうようなことです。
ちゃんとこのような道筋を立てて
思考していますか??
っていうことです。
何かについて論議するには、
まずはその対義を理解することで、
その論議対象の存在を明確にします。
その上で、
その対義の逆説で証明できることが、
その論議の真理に程近い
ということになるかと思います。
そう考えると、
一般的によく話題になっている
筋膜系の話題なんて、
滑稽も甚だしいということです。
普通に考えて、
シールが貼ってあるとして
こすって剥がれますか??
押圧して剥がれますか??
振動を与えて剥がれますか??
甚だ矛盾だらけですよね。
ただ読むだけじゃなくて、
しっかり理解する努力をしましょうね。
市場にポッと出て来た言葉を
そのまま鵜呑みにするなんて、
プロのやることではないですよ。
また、
対象を定義するのも大事ですが、
そもそも論外な言葉があるとすれば、
それを除外して、
適切な言葉に置き換えることも
時には必要ですよね。
理解できましたか??
こうして根本的な部分を
お伝えしたところで、
きっと読んで満足するばかりで、
小手先テクニックセミナーに行く人が
後を絶たないことは、
残念ながらわかっているんですけどね…。
いつになったら、
方向転換するんですか??
それでは!
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