2019年12月19日木曜日

ズレた発言をしないために不可欠なポイント。



こんにちは。


久保田隆介です。






原因を明確にして、
その原因にアプローチすることで
完璧な治療をしたいと願う
施術家は非常に多いと思います。






あなたはどうですか??






しかし、
原因なんて基本的には
わかり得るはずもなくて、
現実的には


なぜかわからないが変化が出た。


というケースがほとんどだと思います。






検査をした上で施術をして、
適切なロジックの上で
変化が出たと思っているとしても、
残念ながら9割5分は勘違いです。






だとすれば、
そこで前向きな変化が出たからといって、
それで良しとはならないはずです。






また、
変化が出たからといって
そこから逆説的に原因が突き止められる
というわけでもないですから、
例えば患部以外の部位に触れて、
患部の痛みが解消したからといって


ここが原因だったんですね。


ということにはならないはずです。






しかし、
多くの稚拙な思考力の
ポンコツゴミ施術家どもは
深く考えるのが少し苦手な
がんばり屋の施術家さんたちは


ここが原因だったんですね。


という結び付けをしてしまいがちです。






そんなことをしていたら、
いつまで経っても、
冒頭に書いたような
“完璧な治療”には辿り着けません。






そもそも、
原因ありきの完璧な治療なんて、
施術だけで達成できるようなものでは
ない可能性が高いと思います。


何なら、
原因にこだわった上で
治療を組み立てたいと思うのであれば、
それは、
全裸で海を渡った上で
エベレストの山頂を目指すのと同じくらい、
無謀で果てしないことだということを
まずは理解するべきだと思います。






念の為書いておきますが、、、


だからやっぱり
ちゃんと解剖学を勉強しなくちゃ!!


そんなこと言ってるけど
そのために検査法があるんじゃないか!!


あの先生は原因を教えてくれるから
やっぱりこのブログのことは無視して
あの先生から教わろう!!


って、
全部ズレまくりですからね。






本質とズレた発言をしないために
不可欠なポイントとしては


□原因は個体内にあるとは限らない

□つまり“原因に対するアプローチ”が
 そもそも不可能なケースが非常に多い

□変化率と原因に因果関係はない

□原因というのは探れば探る程
 基本的には特定されるより郭大することが多い

□原因にアプローチできないと
 問題解決にならないということはない


この5つが非常に重要だと思います。






ズレを認識しないままに、
ズレを補正することはできません。






Facebookで“いいね!“押して、
わかった気になってんじゃねーぞ。






それでは。


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