2019年8月31日土曜日

そのパターンは、、、



こんにちは。


久保田隆介です。






例えば、
とあるパターンでの膝痛の際には
よく効くエクササイズがあるとします。


ここで言う
“よく効く”っていうのは、
痛みとか違和感とかが改善しやすいとか、
およそそんな意味で捉えておいてください。






で、
そのパターンを“A”とします。






っていうことは、
Aパターンの時にはよく効きますが、
BもCもDも、、、


って、
痛みの発生に繋がるような経路は
無数にあるわけですから、
当然Aパターンによく効くからといって、
すべての膝痛に効果があるのかといえば、
もちろんそうではありません。






しかし

Aパターンの時にはよく効く


っていう覚え方をする分には
そこまで問題は起きないかもしれませんが、
多くの施術家が


膝痛によく効く


っていうような覚え方をしてしまうので、
どこかのタイミングで行き詰まって、
思考が止まってしまう人が
非常に多いのではないかと、、、


最近感じるようになりました。






そもそも、
どんなテクニックでもそうですが、
必ずしも意図したように作用してくれるとは
まったく限りません。






例えば、
テーピングに関しては、
7/19に更新した記事で、
そのことについて書いてあります。


何か意図を持って施術をしても、
想定とは真逆の作用が起きてしまうことも
十分に考えられるということです。






トレーニングに関することであれば、
患部の筋肉を使うことで、
痛みが軽減することもあるかもしれません。


しかし、
患部に意識が向いた結果、
痛みが悪化することもあるかもしれません。


あるいは、
動かすことで循環が良くなり、
酸素摂取量が増えて、
症状が改善することもあるかもしれません。


しかし、
やり過ぎたり、
使い方が悪かったりすることで疲労して、
症状が悪化することもあるかもしれません。






マッサージだって、
緩めようと思っていたにも関わらず、
力みを与えてしまうことも
あるかもしれません。


ストレッチだって、
無理に実施したことによって
かえってタイトネスが出てしまうことも
あるかもしれません。






要は、
『この手技はこの症状に効く!!』
なんていう覚え方は、
ぜったいにダメだということです。






テーピングにしても、
運動指導にしても、
まずは理論や考え方から学ぶべきであって、
ハウツーから学ぶのは近道なようで
後の遠回りを先送りしているに過ぎない
っていうことです。


理論を蔑ろにしていると、
必ずいつか行き詰まります。






テクニックばかり知りたがったり、
ハウツーを知りたがったり、
“近道なような遠回り“をしていませんか??






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それでは^^











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