2020年5月5日火曜日

オンラインで留意すべき5つのポイント



こんにちは。


久保田隆介です。






新型コロナ及び
オンライン思考に紐付けた話が
どうしても多くなってしまいがちな
今日この頃ですが、、、


今回は、
オンラインでコミュニケーションを取る際の
5つの留意点についてお伝えします。






まずはじめに


Zoomすげー!!


みたいな人が多いですけど、
Zoomを活用するメリットとしては

□録画する
□資料を共有する
□参加者の音声等をホストがコントロールする

この辺りだと思うので、
普通に喋るだけ(特にマンツーマン)であれば、
ラインでもメッセンジャーでも
何でも良いと思います。






どんなツールであっても、
まずはそのツールの特性を理解することが
非常に重要なのではないでしょうか??






ここ最近は、
Zoomをはじめとする
ビデオチャット系のツールを活用して、
オンラインセッションに取り組んでいる人も
多いかと思います。


ケアにしても、運動にしても。






それでやってみた結果


>オンラインも良いかも!!


ってなる人もいれば


>やっぱりオンラインは無理だな、、、


ってなる人もいれば、
人それぞれかと思います。






しかし、
それも“人それぞれ”で済ませていい話ではなくて、
むしろ人それぞれというよりは

□提供するサービスの内容
□相手方の対応力

などによって、
ツール及び提供の仕方についても
適宜変化させる必要性があると思います。






相手も内容も違うのに、
これと決めたツール一辺倒になってしまうのは、
どんな症状にも同じテクニックで施術して
治療ができる気になっているのと
同じだと思いませんか??






そんなわけで、
オンライン戦略についても
語り出したらキリがないのですが、
ひとまず今回は、
オンラインでコミュニケーションを取る際の
5つの留意点もとい


オンラインセッションを実施する際の
5つの留意点


についてお伝えしておきます。






あとでひとつずつ解説するので、
先に各項目についてまとめてしまいます。


①オフラインでは有効な『間』も
 オンラインだと物凄く違和感になる


②そもそも効果も刺激も違う


③こちらの説明力及び理解力が
 オフライン以上に満足度を大きく左右する


④相手の説明力と理解力にも依存せざるを得ない


⑤相手の環境要因が大きく影響する






もちろん、
オフラインにしてもオンラインにしても、
まだまだ無数に
メリットもデメリットもありますが、
今回はこの5つにまとめさせていただきました。






①オフラインでは有効な『間』も
 オンラインだと物凄く違和感になる


オンラインセミナーなどに参加された方は
経験済みの方もいると思いますが、、、


例えば、
対面(オフライン)のカウンセリングであれば、
適度な『間』を持つことが
コミュニケーションスキルのひとつに
なり得ることもあるかもしれません。


しかし、
ビデオチャットでの『間』に関しては、
通信障害なのかと思ってしまうこともあります。


その“無機質な間”は
スキルとして活かすには
ちょっと難しいのではないでしょうか??






②そもそも効果も刺激も違う


実際の施術であれば、
うつ伏せで施術を受ける場合であれば、
相手は単純にリラックスすること、
あるいはデモレクチャーを見ながら
ある程度運動に集中することができます。


しかし、
パソコンにしてもスマホにしても、
時間いっぱい画面を見続けることが前提なので、
どう考えても
オフラインと同様の効果は期待できません。


ましてや、
デスクワークでしんどいって言っている人に

さらに画面を凝視させて、、、

音声に集中させて、、、

本末転倒だろっていうセッションも
多いように思います。


一言で言えば、
売りたい側の自己満足でしかありません。






③こちらの説明力及び理解力が
 オフライン以上に満足度を大きく左右する


オンラインでは、
実際に身体に触れることができません。


非接触で考えるとしても、
映像の画角や視点の問題もありますから、
詳細のデモも見せられないかもしれません。


どう考えても、
オフライン以上に
伝える側のより高度なスキルが不可欠になります。


できている気になっているとしたら、
いちばん恐いですよね。






④相手の説明力と理解力にも依存せざるを得ない


③でお伝えした通り、
伝える側のスキルも試されますが、
あとは相手方の説明力と理解力についても、
オフライン以上に依存度が高くなります。


極端な話で言えば

『説明力も理解力も低い施術者』



『説明力も理解力も低い患者』

がオンラインセッションを行ったとしても、
悲惨な結果になることは目に見えています。


対面であれば
なんとか絵でも図でも描いて
伝えられていたことが、
オンラインではまったく同じようには
できませんからね。






⑤相手の環境要因が大きく影響する


どんなに環境を整えても、
通信障害は起きるかもしれません。


私も既にZoomセミナー等を
何度か開催しましたが、
講師である私とは別に、
カメラ撮影と配信専属のメカ担当にも
協力してもらいました。


それでも、
通信が途切れることもあれば、
時に音声が途切れることもあります。


顧客の自宅が電波が悪かったら、、、


そんなところまで考慮した上で、
サポート体制の対応策は考えていますか??






いかがでしょうか??






以上の5点については、
“最低限”考えておくべきだと思います。






あとは例えば、
実際の施術やトレーニング指導にしても、
効果がイマイチで帰りがけのお会計が
ちょっと心苦しいことってありませんか??


それなのに、
効果がイマイチだっただけならともかく


説明も上手くできたのかどうか、、、


それはこちらの問題なのか、、、
相手の問題なのか、、、


通信障害も起きた、、、


っていう結果だったとして、
気持ちよく請求できますか??






もちろん、
仕事としてやる以上
当然請求はするにしても、
それに伴う責任の所存とプレッシャーが、
オフラインとは異なるということです。






今回は
かなりネガティブなことばかり書きましたが、
もちろんオンラインにしかない
ポジティブなメリットもたくさんあると思います。






しかし、
ミーハーに流行りに乗って
まわりに触発されて


オンラインオンラインオンライン、、、


っていう思考になってしまっている
思考停止系の
低能な施術家やインストラクターが
あまりにも多いので、
ズバッと問題提起をしてみました。






あとは、
例えば施術家がセルフケアをお伝えするにしても
インストラクターが運動指導するにしても


両手放しで

まわりにもバックにもなにもない

片付いた治療院or広々したスタジオで


撮影しているケースが多いですが、
これもまた、
盲点だらけなケースも多いと思います。






しかし、
スマホ用のスタンドもなければ、
一般家庭でそんなに広いスペースが
確保できるとも限りません。


そう考えると、
ケアや運動についての
情報発信をするにあたって、
より汎用性を重視するとすれば

□手にスマホ持って
□スマホ目線で
□片付いていない狭い室内で
□障害物を気にしないで
□飛び跳ねないでもできる

そんな内容であれば、
確実に汎用性と再現性は高くなりますよね。






もちろん、
相手の環境に関しても、
そのケアや運動の難易度や強度にしても
様々なフェーズがあると思うので、
上記のすべてが不可欠だとは限りませんが、
考慮するべき観点として、
ぜひ参考になればと思います。






それこそ、
スポーツ競技の練習が
練習のための練習であっては
何の意味もないのと同じで、
あなたの配信が
あなたの自己満足のための配信になっても、
何の意味もないということです。






今回お伝えした内容についても、

客観性、ユーザー目線、目的意識

この辺りについて
常に意識できれているのであれば
そもそも言われなくてもできている人が
もっと多くいてほしいのですが、、、


残念ながら、
ほとんどの人が
そういった観点や思考が欠落しているであろう
発信内容ばかりでしたので、
改めてお伝えさせていただきました。





それでは。


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