2019年11月28日木曜日

リンパテープの応用で小さな部位を狙う。



こんにちは。


久保田隆介です。


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さて、
浮腫がみられる部位は
多種多様だと思いますが、、、


下腿部、大腿部、体幹部などの
大きな部位から


手、足、指先などの
小さな部位まで


どこにでも可能性はありますよね。






もちろん、
主な要因がわかるに越したことはないですが、
特定できないことも多いと思います。






そんな時に、
それ単独では
まさに対症療法的ではありますが、
テーピングによるアプローチが
効果を発揮するケースがあります。






テープの伸縮性を活かして、
皮下にゆとりを作るという考え方ですが、
実際のところ、
どのように作用しているのかは
正直未知な要素の方が大きいと思っています。


ただ、
事実効果はみられていますので、
何かしら前向きな刺激には
なっているということですよね。






そんなテーピングについてです。






それこそ、
先程書いたような
“大きな部位”に対しては


スリットを入れたテープ





タコ足のテープ





このようなテープを数枚組み合わせて、
多方向から陰圧的な刺激を与えることで、
その効果を狙って行きます。






しかし、
いずれのテープにしても
“テープの基部”を残す必要があるので、
あまり小さな部位には向きません。






そんな時は、
細く小さいテープを複数本用意して、
スリットやタコ足と
同様の効果を狙いつつ、、、





テープの基部は作らずに、
アンカーでまとめて仕上げるという貼り方で
応用するのがお勧めです。




こんな感じ。








テーピングは、
相手の身体の大きさによって、
適切なサイズに調整することで、
より機能的に応用することができます。


非常に奥が深いのと同時に、
治療技術というよりは、
“手先の器用さ”が求められます。






テーピングの実施にあたっては


長さ





テンションのかけ方


向き


配列


重ね方


などなど、
様々な要素を検討する必要があります。






あるいは手技であれば


圧とか


方向とか


回数とか


全員同じではないですよね。






言うまでもなく
筋肉トレーニングにおいても


回数


セット数


フォーム


意識の仕方


負荷のかけ方


プログラムの組み方


などなど、
やはり全員同じではないですよね。






いずれのアプローチにしても、
そのベースの理論を理解して、
常にケースバイケースで考えることでしか
答えは見えて来ないはずです。






表面的な部分を見て、
魅力的に感じるようなテクニックは
たくさんありますが、、、


表面的な部分だけで
満足してしまわないように。


また、
理論を理解したつもりになって、
そこで盲信してしまうことのないように。


そうしておかないと、
いざ信じきっていたテクニックが
実施できないとなった時、
あるいは
効果が思わしくなかった時に、
思考が行き止まりになってしまいますからね。






常に俯瞰して、
包括的に思考していたいものです。






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