2019年11月14日木曜日

メディアも施術家も同じ穴のムジナ。



こんにちは。


久保田隆介です。


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最近マインドっぽい内容が多かったので、
久しぶりに治療寄りのことを書きます。






これは以前から
ずーっと言い続けていることなんですけど、
いろんな治療法があるじゃないですか。


患部に触れるものから、
患部に触れないものまで。


何なら患部どころか、
身体に一切触れないものまで。






今回はその良し悪しとか、
細かい見解は置いておきます。






重要なのは、
とにかく多少なり
即時的な変化が出るのであれば


患部に100%依存した症状ではない。


ということは、
断言できるということです。






それこそ器質的な損傷があって、
100%それ由来の痛みなのであれば、
どうやったって
即時的に変化するはずがありません。






未だに解剖学とか構造論から
抜け出せない人が多いみたいですけど、
ここまでのごくわずかな解説だけでも、
もはや患部だけに、
あるいは解剖学だけにすがっていては
不十分だということは、
容易に理解できるのではないかと思います。






理解できなければ、
論外なので置いて行きます。笑






で、
何なら一時的にであれ、
器質的な損傷があるにしても、
痛みが即時的にゼロになるような
症例及び治療例は無数にあるわけであって、
もはや患部の問題と症状との関係性を探るには、
従来通りの思考パターンでは
到底不十分であるということが
やはり理解できるかと思います。






それなのに


解剖学が身体の基本である


っていう思考パターンは
相変わらずな施術家がほとんどで、
従来“基本”とされて来たものが、
もはや業界の発展にあたって
障壁になっているとさえ思わざるを得ません。






よく考えてみてください。






不用意な画像診断の文化に対して、
疑問を感じている施術家は
明らかに増えて来ていると思います。


そこに疑問を呈するのであれば、
それ相応に身体や治療に対する見解も
アップデートされるべきだと思います。






しかし、、、


画像診断に対しては
あーだこーだ文句を言う


「患部に問題はない!!」
とかって得意げに発信をする


脳だ、情動だ、という
情報に対してはわかったような顔をする


そのわりには、
解剖学や軟部組織などの情報に対しては
未だに心躍らせている始末、、、






けっきょく、
自分の頭で考えていないし、
誰かが発信していることの
受け売りで発言している人が多いから、
どんどん小手先の発言だけが
業界に蔓延していくんですよね。






メディアの情報に対して苦言を呈して、
優位なポジショニングを取ったと
勘違いしている施術家が目立ちますけど、、、


同じ穴のムジナだっていうことに、
まずは気付いてほしいです。






多くの施術家が食い付いている情報の
そのほとんどが、
本質的にプロとして向かうべき方向性に
向かっていないということに、
もっと多くの人が気付いてほしいです。






あの人のあれも、、、






あの人のあれも、、、






いちばん罪なのは、
発信力のある人が的外れな情報を発信して、
大勢が食い付いてしまうことです。


また、
これは以前から何度も何度も書いていますが、
情報っていうのは、
好き嫌いで見るものではありません。


好きな人の言っていることでも
間違っていることは間違っているし。


嫌いな人の言っていることでも、
正しいことは正しいんです。


これは揺るぎないことです。






思考力と俯瞰力がないと、
なかなかそういった視点で見ることも
難しいと思いますけどね。






それでは。


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