2019年7月18日木曜日

【図解】テーピングの作用機序の基本



こんにちは。


久保田隆介です。






さて、
予告通りみなさんが大好きな←?
こちらのテーピングについて




ご紹介したいと思います。






この貼り方を披露すると、
必ず聞かれることがふたつ。


わざわざその貼り方にする
意味があるんですか??


っていうことと


どんな症状に
効果があるんですか??


っていうこと。






えーっとまず第一に、
もし効果を感じていなかったら、
わざわざ
こんな面倒な貼り方しませんよね。


切るのも難しい


貼るのも難しい


テンションのかけ方も難しい


いろいろ難しいので、
相当量の練習をしないといけません。


でも使いこなせるようになると、
非常に多用途に活躍してくれますよ。






では次に、
どんな症状に効果があるのか??
っていうことですが、
これは前々回の記事でもご紹介した通り


むくみ


腫れ


内出血


圧痛


局所的な不定愁訴


このような症状には
非常に効果がみられやすいです。






では、
そもそもどのようにして
上記のような効果に繋がるのか??


っていうことについて、
簡単に解説したいと思います。






まず、
伸縮性テープの基本的な作用機序が
こんな感じです。


僕がパワポで3分くらいで
作った図ですので
流用したい人は勝手にどうぞ。


要は、
伸縮性テープ特有の
“元に戻ろうとする力”によって、
表層の組織が浮き上がるような刺激が
身体に加わるわけです。


それによって、
患部の物理的ストレスが軽減します。


イメージが湧きましたか??






で、
今回ご紹介している
提灯型(?)のテーピングは、
貼り上がりはこんな感じになります。




後ほど、
他の部位の貼り方も
サラッとご紹介しますので、
ぜひ最後まで読んでくださいね。


で、
写真の貼り上がりを見て頂くと


なぜクロスするのか??


っていうことも
聞かれることがあります。


写真は2本のテープを
クロスさせていますが、
時には3本、4本のテープを
重ねて貼ることもあります。






テープをクロスさせて貼る際の
作用のイメージはこんな感じです。


要は、
局所(患部)に向かって
多方向からの“浮きの作用”を促すことで、
よりストレスの軽減ができるような
イメージになります。


それを提灯のようにテープを開くことで、
より広範囲からのストレス軽減作用が
見込めるというわけです。


これでなんとなく、
意義が伝わりましたか??






では、
実際の手順に移りましょう。


今回は、
クロスした感じがわかりやすいように
色を分けて貼ってあります。


まずはこんな感じ。




一本目のテープを貼ります。


しっかりムラなく


均等な幅で


なおかつ無理のない角度で


貼るようにしてくださいね。






貼り上がりはこんな感じ。








それでは次に、
二本目のテープを貼ります。




およそ一本目と二本目の
中央同士が
しっかり合致するように、、、






貼り上がりはこんな感じ。




いかがですか??






あとは、
体系や部位によって、
当然テープの幅は違って来ますので、
その辺は適宜調整してください。






では、
他の部位に貼るとどうなるのか??


ちょろっとご紹介しますね。






まずは肩、、、








次は膝、、、








おまけに捻挫、、、








今回はこんなもんで。


応用は無限です。






ここ数日連投している記事によって、
テーピングに
ご興味をお持ち頂けているとしたら
僕としては本望です。






ただ、
ちゃんと学びにも来ずに、
センスもないのに
見様見真似でやってしまうと、
テープ自体がかえってストレスに
なってしまう場合もありまので、
十分にご注意ください。






現場で患者さんに貼りたいと思ったら、
スタッフにでも家族にでも
誰にでも構いませんが、
1000回くらい
練習してからにしましょうね。笑






それでは最後に、
あなたに問いかけタイムです。


痛みや症状がある時に、
患部に直接起因するケースなんて、
果たしてどれだけあるのでしょうか??






テープを貼って変化が出た。



だから患部の問題だったんだ。


なんていうふうに
決め付けてしまったら、
今後難解な症状に出会った時に、
より迷宮入りしてしまいかねません。






痛みが出ている部位に
問題があるわけではないのに、
その部位に施術(テープ)をすることで
痛みが寛解してしまう。


そういった事実があるということを
素直に心に留めておいて、
変化率だけに目を奪われないように
注意してくださいね。






次回のテーマは
何にしようかなぁ、、、






前回、前々回でご紹介した
“タコ足型”の貼り方と

今回ご紹介した
“提灯型”の貼り方と

それぞれの違いとか、
みなさんご興味ありますかね??






何について書こうかな~??






それでは^^

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