2019年7月15日月曜日

〇〇に触れない遠隔アプローチの基礎~テーピング編~



こんにちは。


久保田隆介です。






今回のタイトルは

〇〇に触れない遠隔アプローチの基礎
~テーピング編~

です!!






端的に言うと、
“患部に触れない”ということです。






今回の内容を理解して頂くためには、
前回までの3つの記事を
ご覧頂くのがマストとなります!!






まずは、
あらゆる“症状”と“運動”に対して
全身を繋げて見て行くにあたって、
運動連鎖の基本をインプットします。





次に、
①で確認した基本を基に、
さらに実際の動作に繋げるための
考え方にブラッシュアップします。





そして、
①と②とはちょっと別ですが、
患部への負担をカバーするために
有効な手法として、

についてご理解ください。






その①~③の内容を経て!!


今回は、
患部に触れずに症状を改善させるための
遠隔アプローチの考え方について、
誰でも簡単に実践できるように
お伝えして行きたいと思います^^






例えば、
前回の記事同様に、
踵が痛いことにしましょう。


特に、
荷重時に痛みが強いとします。






この“踵の痛み”に対して
できる限り負担を減らしたい場合

全身の動作パターンによって
どのような負担がかかりやすくなるのか??

ということを理解することで、
より効果的なアプローチを
実現させることができるというわけです。






そのために前回までの記事が
あったわけですが、、、






今回は、
さらにわかりやすいモデルケース
作成しましたので、
まずはこちらをご覧ください。




いかがでしょうか??


まず大前提として、
荷重点なんて無限に存在するので、
この4点を基準に考えること自体に
無理があります。


細かな点も無限に取れるし、
それも毎動作ごとに可変的だし、
単純に分けるにしたって、
例えば内・外側などもあります。


ですから、
あくまでも
簡単に理解するためのモデルケース
であることをご理解くださいね。






で、
もうあとはご紹介した図に
明記してある通りです。






まずは上記のように、
4点のみに絞って荷重点を
パターン分けするとすれば、、、


-立位で左回旋をする時-
 右足前方+左足後方
 このパターンが比較的メジャー


-立位で右回旋をする時-
 左足前方+右足後方
 このパターンが比較的メジャー


となることをイメージしてみてください。






ここで、
今回は“踵の痛み”に対して
ということにしてありましたが、
さらに、
“左の踵の痛み”だとしましょう。


その場合、
立位時のバランスを
およそ右回旋方向に誘導することができれば、
単純な荷重バランスとしては、
負担が軽減できるということになります。


さらに、
重心を引き上げるような方向に
誘導することができれば、
より足部への負担が軽減される可能性が
高くなりますよね??






つまり、、、

“左の踵が痛い“という症状に対して
全身のバランスを考慮するとすれば、
右回旋方向への誘導ができれば
より症状(負担)が軽減される可能性がある。

ということです^^






そんなわけで、
前回ご紹介したこのテーピングはもちろん





一緒にこのテーピングも貼ってあげれば


※写真は左回旋を誘導しているので、
 今回の記事の方向性とは
 逆方向になりますよ!!



より効果的なアプローチになる
ということです。






ここまで読んで頂いて、
もし
「ちょっと難しいなぁ、、、」
と感じてしまったとしたら、
ぜひ立った状態で、
実際に身体を動かしながら
考えてみてくださいね^^






このように、
ただ単に患部に対して
直接的にアプローチするだけではなく、
全身の動きの関連性を知っていれば、
どんな症状に対しても、
どこに触れてもある程度は変化が出せる
ようになるというわけです。






例えば、、、


痛過ぎてベッドに横になれない人とかも
けっこういますよね??


それなのに、
うつ伏せの手技しか知らなかったら、
その時点で何もできないですよね??




テーピングだって、
そもそも皮膚に貼り付けないと
いけないわけですから、
皮膚が露出できなければ
何もできないわけです。


冬だと硬い生地の服を着ていたり、
タイツを履いていたり、
貼れる部位に
限りがある場合も多いですからね。






このように、
どんな手技でも治療ツールでも、
すべてのアプローチにおいて
ある程度の“条件”があるわけで、
そういった意味での対応力も、
あるに越したことはないというわけです。






ですから、
身体の仕組みを熟知していれば、
いかようにでも対応できるわけですから、
患部に触れなくても全身を狙えるように、
今回ご紹介した考え方を参考にして、
他の部位へのアプローチも
ぜひ考えてみてくださいね。






ちなみに、
身体の仕組みとテーピングの理論を
昇華させて行くと、
こんなに小さなテープだけでも




どんな症状に対してでも、
どこに貼っても、
ある程度の変化は
出せるようになっちゃいますよ♪






ご興味ありますか??






それでは^^

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