2019年7月11日木曜日

腰痛の対処法とテーピング



こんにちは。


久保田隆介です。






さて、
前回の記事が非常に好評だったので、
今回もテーピングについて
書いてみようと思います^^


おもしろいなーと思って頂けたら、
ぜひシェアしてくださいね♪






つい先日、
プロ野球チームの
元トレーナーという人の投稿で
残念な内容が書いてありました。


その内容としては、、、


・テーピングはリスクになり得る

・本来出るべきはずの動きを
 制限してプレーすることになるので、
 代償動作による他部位の怪我が
 発生するリスクがある

・だから、どうしてもではない場合は
 テーピングはしない方が良い


いかがでしょうか??






もしこれを読んでいるあなたが
同じように考えているとしたら、
それは完全なる大きな間違いです!!






なぜなら

テーピング=動きの制限

という考え方自体が、
あまりにも限定的過ぎるからです。






確かにテーピングは、
動きを制限することもできます。


その一方で、
動きを良くすることもできるのです。






僕がまだグループ院に勤めていた
10年くらい前の話ですが、
当時の副院長が

「仙腸関節の辺りが痛いんだよね…」

「物凄く固まっている感じがして…」

ということを言って来ました。






そこで僕は
「じゃぁ、テーピング貼りましょうか??」
と言いました。←善意


もちろん僕の真意としては

疼痛緩和を狙って、
患部の動きを良くするために
テーピングを貼りましょうか??

という想いでの発言でした。






しかしそこで副院長に言われたのは

何を言っているんだ久保田君。
テーピングなんて貼ったら
余計に動きが制限されるじゃないか。
僕が今「固まっている感じがする」と
言ったのを聞いていなかったのかい??
勉強不足だね。君はまだまだだね。
死んだ方が良いね。クソして寝てろ。

っていうことでした。


まぁ最後の2行については
まったく言われていませんが、
そう言われたのと同じくらい
こちらは残念な気持ちになった
ということです。笑






つまりここでも

テーピング=動きの制限

という概念しかなかったことが
わかりますよね。






今これをご覧になっているあなたが、
テーピングについてどの程度の
知識をお持ちなのか??
僕にはわかりません。


ですが、
トップチームのトレーナーをやっていても、
大手グループ院の責任者でも、
まだまだ知らない人が
多いくらいですから。


あなたが知らなくても
全然ダイジョーブ博士です。






なので、
テーピングの効果と特徴を
簡単にご紹介しますので、
“テーピングの魅力と可能性”について
ぜひこの機会に
知って頂ければと思います。


■皮膚を介した触覚に対する刺激により、
 様々な慢性症状の改善が期待できる

■腫れ、内出血、圧痛などを
 軽減、消失させることができる

■むくみや循環不良を改善させることができる

■運動パターンを変化させることで
 動作時痛を軽減、消失させることができる 

■長時間貼り付いているので、
 整体の効果を持続させることができる

■貼りっぱなしにできるため、
 いわゆる“症状の戻り”に対しても
 非常に効果的

■筋肉を狙ってアプローチすることで、
 動作性の向上や可動域の拡大ができる

■アライメントのコントロールや
 関節のサポート効果により、
 ケアにも予防にもなる


いかがですか?!


テーピングって、
かな~り期待値が高くて、
実際の効果も凄いんです。


もちろん、
知識と技術が必要ですけどね。






ただ、
テーピングっていうと
“施術後のおまけ”みたいな
イメージが強くないですか??


そんなことないんですよ。泣


ちゃんと使いこなせるようになれば、
むしろテーピングの施術が
メインメニューでも良いくらいの
奥深さがあるんです。


しかも、
貼り付けておけるっていうのが、
施術とは違う最大のメリットですから、
ぜひ前回の記事と併せて読んで頂いて、
興味を持って頂けたら嬉しいです。


何より、
あなたの武器になりますし、
治療にも経営にも必ずプラスになります!!






しかしこれを言うと

でも貼り続けていたら、
かぶれたり、
かゆくなったりしちゃうんじゃない??

って言われますが、
そのために、
松本佑一郎が命をかけて作っている
キロテープがあるわけです。


今日(7/11)までスポルテックにも
参加しているみたいなので、
ぜひ行ってみてくださいね^^






そんなわけで、
ここまでは前置きでしたので、←長っw
ようやく本題です。


今回は、
腰のテーピングについてご紹介します。






腰痛といってもいろいろありますが、
まずはわかりやすく
“ギックリ腰”についてなのですが、、、


ここ数年のうちに

ギックリ腰は
安静にしないで動いた方が良い

っていうことが
広く知れ渡って来ましたよね。


あなたはこれについて、
どう考えていますか??






細かい解説は割愛しますが、
結論から言うと

動いた方が良い場合もあるし、
安静にした方が良い場合もある。

これ以上でもこれ以下でもありません!!
命を賭けてもいいです。笑






治療家も運動指導者も
基本的にアホが多いので、
ひとつ流行りの情報が出て来ると、
全部それ!!ってなっちゃうんですよね。


単純に、
ケースバイケースです。


ケースバイケースだからこそ、
より幅広い知識だったり、
適切な指標だったりが
必要だとも言えるんですけどね。


ただ、
安静一辺倒だった時代が
終焉を迎えたという意味では、
ひとまず良かったですよね。






ですから、
その時々の症状を判断して

・どの動きを制限するのか??

・どの動きを促通するのか??

・それをどう組み合わせるのか??

っていうことを考えて
テーピングをすれば良いわけです。

※あるいはそれ以外にも多様な用途があります






で、
もちろん症状が千差万別であるように、
テーピングの処方も千差万別です。


なので、
“あくまでも一例”として
ご覧頂ければと思いますが、
比較的制限的要素が強い貼り方
としてはこちら


これは、
回旋や側屈などの動きは
心地よくサポートされますが、
前屈と後屈については
かなり強めに制限がかかります。






それでは次に、
腰部起立筋のサポートテープです。


とある教材のスクショです。


この貼り方はかなりメジャーなので、
あなたもご存知かもしれません。


シワが寄ることで皮膚を持ち上げていて、
組織の動きが非常に良くなります。






しかし、
前回の記事
ふくらはぎのテープについてでも
同じことを書いたのですが、
Y字(V字)にした
二股のテープを扱うのは、
技術的に非常に難しくなります。


ですから、
腰についても
簡単かつ効果的に貼りたいと思ったら、
こんな感じでもOKです。


これなら簡単そうですよね??






テーピングに限らず、
どんなテクニックでもそうですが、
決められた型だけにとらわれるのではなく、
理論をしっかりと理解した上で

・その時の状況(環境)

・症状や身体の状態

・痛みだけではなく
 その他の付随的なニーズや利便性

などについて、
臨機応変に対応できることが
重要なのではないかと考えています。






そんなわけで

まずは
基礎基本と練習

臨機応変な対応力のための
現場経験

幅広いアイデアのための
より良い方法を考えるクセ

っていうのが、
非常に重要なのではないでしょうか。






そうは言っても、
練習をすることも、
現場経験を積むことも、
僕が代わりにしてあげることは
残念ながらできません…。






しかし!!

あーでもない、
こーでもないと考えて、
その中から編み出したコツやアイデアを
みなさんに共有することはできます!!






そんなわけで、
これからの情報発信にも
ぜひご期待頂ければと思います。


ちょっとはテーピングに
興味を持って頂けましたでしょうか??


なんなら、
テーピングだけに限らない
治療概念についてみたいな話が
多かったように思いますが、
何かしら、
ひとつでもヒントになれば幸いです。

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