2020年8月11日火曜日

テーピングの奥深さ。



こんにちは。


久保田隆介です。


===================

Twitterも大好評!!

▼総額10万円プレゼント企画実施中!!▼
https://twitter.com/yokohamakra?s=09

===================






あはたは臨床で
テーピングを使っていますか??






手技でも


テーピングでも


トレーニング指導でも


あるいは
他のすべてのことに言えることですが、
見た目が似ていても、
その質はまったく違うということは
多々あります。






例えばテーピングは、
貼り始めの位置が少し違うだけで
全然違った効果になる場合があります。


あるいは、
見た目がまったく同じでも、
貼った向きとか引っ張り具合とか、
様々な要素によって違いが出て来ます。






SNSにテーピングの写真を投稿すると


>勉強になります!!


>参考にさせて頂きます!!


みたいな人が
たくさんいるのですが、、、


写真を見ただけで
実用化できるレベルの人なんて
ほとんどいないと思います。






実用化できていると
思い込んでいるとしたらそれは文字通り、
思い込んでいるだけかもしれません。






テーピングに限らずですが、
どんなアプローチをするにしても

□そのアプローチに至るまでの説明
□アプローチをした後の説明
□クライアントの納得度
□クライアントの体感
□魅せ方

などなど、
直接的なその技術のレベル以外にも、
アプローチによる変化率を左右する要素は
たくさんあります。






いや、
そういった付随的な要素等々も
すべて含めて、
技術の一環なのかもしれません。








ことテーピングに関しては

□貼り始めの位置
□貼り終わりの位置
□テープの幅
□テープのテンション
□テープの通過点
□皮膚のあそびの取り方
□関節等のポジショニング
□テープの重ね方
□貼付時の動作の加え方
□体感のさせ方

などなど、
ただ見よう見まねで貼るだけではなくて、
このような様々な要素を統合して
ひとつのテーピングが出来上がります。






これが、
貼りあがった写真を見ただけで、
完璧に真似できると思いますか??






たぶん無理ですよね。







しかし、
慢性痛のロジックから考えれば
わかることなのですが、
これだけの
テーピングに関するこだわりを
書いてみたところで


実は適当に貼っても効果出る


というケースも多々あるのですが、
この視点は非常に重要です。






もちろん、
再現性を担保するためには
ある程度理屈に沿った技術の整理が
必要にはなりますが


それでも、
目的はあくまでも
テープをキレイに貼ることではなくて
症状を寛解させることだという点は、
非常に重要なポイントです。


そうは言っても、
患者さんの体表に残すものですから、
見た目もそれなりに重要です。








別の事例ですが


ホワイトテープで
一般的な足関節のテーピングを
一通り巻く際に、
穴が空かないようにという
教えを受けたことがある方も多いと思います。


しかしこれも、
キレイに貼ることは大事ですが、
キレイに貼ることが目的ではありません。


ですから、
穴は空いていない方が見栄えはいいですが、
穴を空けないことが
主な目的ではないということです。


テーピングの目的によっては、
そのための走行次第で、
穴を空けないことが難しいケースも
あるかもしれません。

※「かもしれません。」っていうか
 普通にあります。








そうは言っても


機能性と審美性は
往々にして比例するケースが多いものです。


ただ、
(機能性≒)物理的要素と思っていることも、
結果的には
脳に対するアプローチだったりします。


しかし、
審美性が物理的要素を超えないとも限りません。






奥が深いですね。






浅い人が多いけど。






それでは。


===================

▼随時入会受付中▼


ハイリテラシーな
身体の専門家を目指すためのグループ
『プラチナアカデミー』


経営者、開業志望者、フリーランサーまで
経営のための論理的思考と
実践的スキルを学ぶためのグループ
『MGTアカデミー』


それぞれ詳細案内をご希望の方は
お気軽にメールかメッセージください。
therapy.trainer.f@gmail.com

===================


0 件のコメント:

コメントを投稿