2017年9月1日金曜日

姿勢と痛みはイコールじゃない

from 久保田隆介



こんにちは。



骨格の調整的な手技って、
ずーっと前からあると思います。



最近は、
猫背に特化した団体とか、
足のゆがみとか頭蓋のゆがみだとか、
いろんなこと言う人がいます。



でも、
ゆがんでいるから痛いとは限らないし、
痛いからゆがんでいるとも限りません。



昨日、
2年くらい前に通ってくれていた
女性と久しぶりに近所でお会いしました。
(たしかもう80歳くらい)


まぁ見事な猫背。


ワンピース好きな人には伝わると思いますが、
シャムといい勝負です。


ちなみにワンピースがわからない人に
簡単に説明しますと、

このシャムという敵キャラなんですが、
物凄い猫背なんです。


主人公の仲間の剣士がズバッとお腹を切って
勝ったかと思いきや、
猫背だから服が切れただけだった…。


っていうくらい猫背なんです。

※これはノーダメージでした。


でも、
姿勢を整えることで
痛みが緩和あるいは消失することが多いのも
また事実です。


これを患者さんに
「ゆがみが整ったので痛みが取れました。」
っていうのは、
全然悪くないと思います。

わかりやすいし、
無駄に混乱させる必要もないと思います。



でも、
治療家が

ゆがみ=痛み

って思ってしまっていたら、
それは注意が必要です。


だとしたら、
ゆがんでるけど痛みがない人は
どう説明するんですか?



それもちょっとのゆがみであれば、

“閾値の問題”

とかで納得できる部分もありますけど、、、



シャムくらいゆがんでいる人だったら、
もはや閾値云々とかの領域は超えていますよね?




だから、
ゆがみ調整も猫背矯正も
もちろん大切だとは思いますし、

「ゆがみが気になるので治してください」

っていうのがニーズであるならばいいですが、

痛みに対しては十分条件ではないということは
頭に入れておくべきかと思います。




あとは、
熱心に立ち姿勢の指導をするのも
必要な時もあるかもしれませんが、

それよりもむしろ、
その先の動作にどのように繋げていくのか?
ということが重要だと思います。


それが明確でないのに、
静的な姿勢指導だけしても、
あんまり意味ないですからね。



治療家(施術家)は、
静的な姿勢指導をしたり、
ベッドでバランスを見たりするのは
得意でも、

動作を見たり指導したりっていうのが
苦手な人が多いですよね。



止まっている時に痛い。

寝ている時に痛い。

っていう人に対しては、
それでもいいのかもしれないですけど…。



ほとんどの人は、

動作に伴って痛みが出ますからね。





「硬いですね」

「ゆがんでますね」


っていうのは確かに重要な要素の一つ
ではあると思いますが、

その言葉、
患者さんをごまかすために
使ってしまってはいませんか?



硬くても痛くない人はいる。

ゆがんでいても痛くない人はいる。



これ、重要ですよね?




それでは!














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