2020年7月3日金曜日

「わかりません…」が差別化になる。



こんにちは。


久保田隆介です。






あなたには、
何か主軸としている治療法がありますか??


筋肉


骨格


筋膜


頭蓋


内臓


何でもいいんですけど、、、


何かありますか??






全部拾っていると
長くなり過ぎるので
ふたつ程具体例として書いてみますが


【筋膜】
>こことここの筋膜が繋がっているんですよ~


【内臓】
>これは胃が硬くなってますね~


みたいな、
そういう解説をしてしまう人も
かなり多いと思います。






あなたはいかがですか??






しかし、
上記のすべてが本質ではないので、
いずれもいつかは行き詰まるケースに
ぶち当たると思います。


いや、
いずれどころか、
もはや経験済みかもしれません。






では、
例えば上記の2例などのような場合に、
どのような解説をすれば良いのでしょうか??


簡単な具体例(トーク)を
特別にご紹介させていただきます。




〇〇さん、
『原因が何か』ということは
正直わかりません。

今日はここが硬いのですが、
これは他の治療院に行くと、
筋膜とか胃とか、
適当なことを言われてしまうと思います。

ですが、
実際に身体の中がどうなっているのか??
確認するすべがありませんから、
感覚や経験則で言うことはできても、
そういったことを断言するようなことは
本来はできないはずなんです。

膜だって内臓だって、
その他の多くの筋肉と重なっていますから、
本当は筋肉が硬いだけかもしれません。

ところが、
無理に断言してしまう所が多いのは、
〇〇さんの理解を得ているというよりは、
無理やり納得させたいからに
過ぎないと思います。

しかし、
今日お聞きした〇〇さんの感覚と、
私が触れさせていただいている
胃“付近”の硬さについては
少なくとも事実です。

ですから、
今日のこの状態を把握しておくことはもちろん、
もっと状態が悪い時にも、
あるいはもっと状態が良い時にも、
いろいろな把握させて頂くことによって、
〇〇さんにとっての良い状態が
わかって来ると思います。

他の治療院で言うように、
あるいは流行りに乗るような形で
「ゆがんでますよ~」
「筋膜ですよ~」
「胃ですよ~」
などといったことは言えませんが、
その代わりに、
他のどこよりも〇〇さんの状態と
真摯に向き合って診させていただきますので、
ちょっと続けてみませんか??






みたいな、
例えばこんな感じのトークになります。


特徴をまとめると


冒頭で
『原因はわからない』と言っている


流行りのワードは使っているものの
便乗した断定はしていない


必然的に今回限りではないということを
明確かつ抽象的に伝えている


こんなところでしょうか。






あくまでも
1000人いたら1000通りの中の
イメージで作った一例ですけどね。


正直な話、
リピート云々のことでいえば、
このトークの流れはほぼ間違いなく
リピートは取れると思います。






ところが、
みんな飽きもせず大好きなのが


原因を見付けます!!


根本治療します!!


患部に触れません!!


原因は患部にはありません!!


〇〇テクニック認定院です!!


みたいなことですが、
そ、ん、な、こ、と、は、
ど、う、で、も、い、い、ん、だ、よ!!


っていう話です。


まぁ治療院業界の人間は、
思考力もリテラシーも壊滅的な
頭の悪いカスが圧倒的に多いから
仕方ないんですけどね。






わかりません


って言うにしても


わかりませんの質


が重要だということです。






無理に取り繕った
『これが原因です』よりも


質を高めた
『わかりません』の方が


圧倒的に信頼度が高いと思います。






あなたはどう思いますか??






それでは。


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