2020年1月20日月曜日
既成概念の中での負け戦。
こんにちは。
久保田隆介です。
今回は、
これから開業したい人に向けて
お送りしたいと思います。
まずはこちらの、
昨年11/10に更新した記事も
ぜひご覧ください。
いかがでしたか??
もし心が折れたようであれば、
開業はしない方が良いと思います。
今雇ってくれている経営者に感謝して、
そのまま雇われている方が良いと思います。
さて、
これから開業予定の人がみんな言うのが
まずは保険で患者さんを増やして、
軌道に乗って来たら自費に移行して…。
みたいなことです。
残念ながら、
それには大きな勘違いが3つあります。
まずひとつめは、
今の時代は集客自体が難しいため、
保険で安売りしたところで、
集客が簡単になるわけではないということ。
だったら、
もし広告費を用意しているのであれば、
初めから自費層にアプローチした方が、
限られた資金を余程有効活用できると思います。
ふたつめは、
保険だから来る層と
自費でも来てくれる層とでは、
そもそもマーケット等々が大きく異なるため、
いわゆる自費への“移行”をするとなれば、
その移行のタイミングで
必ず苦労することになるということ。
ひとつめと同じことですが、
初めから自費層にアプローチした方が良いです。
みっつめは、
そもそも保険で対応できるのは
急性外傷のみだということ。
当たり前ですけどね。
慢性症状を保険でやろうなんて
考えているのだとすれば、
それは単純に不正行為です。
今の時代の小規模な新規開業で
「保険でやろう!!」みたいな発想の人は、
そもそも経営センスがなさ過ぎなので、
開業しない方が良いと思います。
そもそも、
保険と自費とでは役割が違います。
「外傷のみ自費で。」っていう人もいて、
それ自体が悪いとは思いません。
ただ、
そもそも保険に関しては、
10割換算だとしても非適正価格である
っていうことが根本的な問題なんです。
その辺に関しては、
1/12に更新した記事をご覧ください。
とまぁここまでは前置きでした。
今回お伝えしたいのは、
タイトルの通り、
“既成概念の中での負け戦”
をしようとする人が
あまりにも多過ぎるということです。
何が“既成概念”かというと、
ここまで書き綴ってきた前提条件も含め、
既に出来上がっている、
整骨院や整体院などという
ビジネスモデルのことです。
仮に、
どこの整骨院も上手く行っていて、
集客とかで困っていなくて、
誰もがやりたいことができているような、
イケてるビジネスモデルなのであれば、
それを模倣しない手はありません。
しかし現実は、、、
上手く行っている整骨院はごく一部で
今はなんとか成り立っていても
結局保険に頼っていて
集客で困っていて
やりたいこともできていなくて
新規開業とは言っても
何らクリエイティブさもないような
イケてない整骨院が
ほとんどだと思います。
それにも関わらず、
従来通りのスタイルで開業しようとしている
柔整師が未だに跡を絶たなさ過ぎて、
本当に無理ゲーにも程があります。
ただでさえ、
既に開業している人でも、
今後の心配をしている人が多い中で、、、
それでもなお、
既成概念の中で勝負するんですか??
あまりにも、
クリエイティブさに欠けるし、
センスがないと思いますけどね。
それでもあなたは、
従来通りの整骨院をやるんですか??
自分のセンスのみで、
行き止まりに向かって進んで行くんですか??
それでは^^
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