こんにちは。
久保田隆介です。
多くの人は、
ルーツから受ける影響が
非常に大きいと思います。
例えば、
いわゆる“整体”というような
徒手アプローチ的なジャンルで括るとしたら、
最初に勤めたところで教わったこと、
最初に通ったスクールで教わったことが、
現場で実際に施術する際の
ベースになるケースがほとんどだと思います。
それこそ
◯◯のゆがみの確認が重要です。
なんていうことを重視しているところで
働いていた人は、
良くも悪くもその考え方からは
なかなか抜け出せないものです。
これについて、
整体分野内での話だけではなく、
もう少し大きく、
違うジャンルにも飛んで考えてみます。
例えば、、、
栄養学的なアプローチが得意
⇒管理栄養士
精神面的なアプローチが得意
⇒公認心理師
住環境からのアプローチが得意??
⇒風水師??
もう3つめ以降は無限にあるので
何でもいいのですが、
とにかくいろんな専門家がいます。
それで、
こと整体師の場合であれば、
例えば肩こりの患者さんが来た時に
背骨のゆがみ、、、
肩甲骨の高さ、、、
筋肉の硬さ、、、
などなど、
これもまた言い出したらキリがないですが、
およそそれらのポイントを
まず確認するところから始める人が
非常に多いと思います。
ところが、
他分野の専門家であれば、
その各人の得意分野に関係することから、
確認やカウンセリングが始まると思います。
もちろん、
究極的な理想としては、
すべてのジャンルの中から
正解を探ることができるのであれば
それが最高だと思います。
しかし、
それは現実的に難しいと思います。
それこそ、
反射テストなどで
“それを探った気になっている”人は
多いかもしれませんが、
まさにそれこそ、
バイアスがかかっているということを
まずは理解しないといけないと思います。
本当に真理を追究しようと思ったら
欠かさずに理解しなければいけないのは
既知の情報以外のところに
真理の一端があるかもしれない。
ということです。
残念ながらほとんどの人に
この概念がないから、
既知のことの中だけでの
あーでもないこーでもないという
論争が絶えないんですよね。
つまり、
同分野の中でもルーツは様々で、
他分野であっても
対象が“人”とか“症状”であるものは
無数にありますが、
すべての専門家が、
ルーツからの影響を大いに受けている
ということです。
それこそ、
これは解剖学や構造論に
固執してしまっている人も然りです。
もしあなたが、
解剖学や構造論から
まったく抜け出せないでいるとしたら、、、
あなたのルーツにそれがある。
というだけの話です。
ただ、
苗も大きな土壌に移してあげないと、
大きく育つことはできないですからね。
でも、
苗は自分では歩けないんです…。
それでは^^
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