2020年2月8日土曜日

ミーハーなトレーニングツールや種目の考察。



こんにちは。


久保田隆介です。


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前回の記事
ご覧になりましたか??

⇒『体幹って言うけどね…。』










前回の記事の中で

TRXとかウォータバッグとかで、、、

っていうことを書いて、
せっかくなのでその過去記事を探して
リンクを貼ろうかと思ったのですが、
すぐに見付からなかったので、、、






その件について、
改めて書いてみたいと思います。
※改めてとか言っておいて、
 実は別のSNSで書いた記事と混同していて
 ブログに書いていない可能性もあります。笑






それこそ、
治療院内でのトレーニング指導が
もはやブームになっていますから、
トレーニング指導の様子を
SNSにアップする人も
大幅に増えて来たと感じています。






そこでよくありがちなのが、、、


TRX


ウォーターバッグ


プランク系


この3つは、
かなりの高頻度で見かけます。






TRX


ウォーターバッグ
※BODY MAKERから引用


プランク






トレーニング指導に
継続的に取り組むにあたって


・飽きさせないようにすること


・流行りの種目を採用することで
 クライアントの満足度に貢献すること


この2点は非常に重要だと思います。






ですから、
TRXも、ウォーターバッグも、
そしてプランクも、、、


基本的なトレーニング指導が
できている上で、
あくまでも変わりダネであるということが
十分に理解できているのであれば、
何の問題もないと思います。


あるいは、
一般の方でもアスリートでも、
年単位で継続していて
基礎基本が十分にできているのであれば、
それも問題ないと思います。






あくまでも、
基礎基本ができた上での応用であって、
ストレートがあっての変化球だということです。






トレーニング指導において、
何を基本とするかも難しいですが、、、


□立つ

□座る

□歩く

□各関節を必要に応じて随意的に動かす


などなど、
このようなことを基本とするとすれば、
一般の人はおろか、
比較的レベルの高いアスリートであっても、
このような基礎基本ができていない人が
意外と多いものです。






基礎基本ができるからこそ、
様々な刺激に対して
より有効な適応が生じると考えられます。






それにも関わらず、
基礎基本もできていない状態で、
いきなりツールを使ったトレーニングに
取り組む必要があるのか??


っていうことが、
非常に大きな問題だというわけです。






ですから、
トレーニング指導を
段階的に進めて行くことを考えるとすれば、
TRXやウォータバッグなどの
ツールを使ったトレーニングなんていうのは、
遥か未来の課題だと断言できるのです。






一方、
何か動作をするにあたって、
何も重りやツールを持たないよりも、
何かしら持った方が
かえって感覚や動かし方が
わかりやすい場合もあります。


それが例えば、
棒だったり、タオルだったり、軽い重りだったり、
その目的にもよりますが、、、


少なくとも、
そのためのツールが
TRXやウォータバッグではないことは
間違いないと思います。






なぜかはわかりますよね??






あまりにも、
対象刺激が不明瞭で不安定だからです。






治療院にTRXとかウォータバッグを置いていて、
比較的第一選択にする率が高い
施術家兼トレーニング指導者(まがい)に
言いたいのは


トレーニング指導の勉強してないでしょ??


っていうことです。






少なくとも、
治療院という設定の中で
トレーニング指導に取り組むにあたって、
目的に対する思考力が高いとは
決して言えないと思います。






広告するにあたって


最新のツールを置いています!!


こんなツールも置いています!!


みたいに言いたいのはよくわかります。






ですが、
いくらツールが最新だとしても、
あなたの頭がアップデートされないようなら、
そのツールも活かされません。


いくらツールが豊富でも、
あなたの思考力やリテラシーが乏しいようなら、
そのツールも活かされません。


まさに宝の持ち腐れです。






そもそも、
ほぼすべての施術家が、
“治療”に関しては
プロであるはずじゃないですか。


そのはずなのに、
プロであるはずなのに、
治療技術に関しても、
なんら本質でもない
◯◯テクニックが流行るくらいですから。






所詮畑が変わったとて


流行りのツールに惹かれてしまったり


深い部分までは探ることもなく
ミーハーな種目に捉われてしまったり


どこかで知り得た情報を
精査することもなくアウトプットしてしまったり


そんなことも、
これまでの業界のレベルを考えたら、
仕方がないとは思いますけどね。






もちろん、
すべてのニーズに対して、
そのニーズが満たされるのであれば、
現場レベルでの手段は
何でも良いのかもしれません。


それにしても、
TRXとかウォータバッグなんて、
あまりにも時期尚早であるケースが
圧倒的に多いということは、
火を見るより明らかだということです。


何より、
多くの患者さんにとって、
あまりにも飛び級過ぎるだろうということです。






ちなみに、
あまり例を挙げ過ぎても大変なので、
TRXとウォーターバッグを
引き合いに出して来ましたが、、、


他のトレーニングツールも然りですからね。






あなたは、
どんなトレーニング指導をしていますか??






それでは。


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