2017年4月30日日曜日

科学的根拠


from 久保田隆介



今日は午前中はスクールで
トレーニングについてのレクチャー、

午後はスクールメンバーで
講師を招いて勉強会、

夕方は一旦抜けて個人コンサル、

夜は最新治療法のセミナーです。


あー、楽しい♪



さて、
科学的根拠(=エビデンス)ですが、

頭硬めの同業者と話していると、

「それってエビデンスは?」

なんて言う人もいます。



もちろん、
エビデンスを蔑ろにしていいとは
まったく思っていないので、
それはそれで大事です。



でも、
エビデンスにこだわろうとしている人だって、
けっきょく目の前の変化を見ながら
治療なり、トレーニングなりを
進めていくことになると思うので、

じゃぁその変化や状態に対して、
すべてエビデンスベースで思考できるのかといったら、
そうもいかないと思います。



もちろん“何も考えない”ということではありませんが、
それはエビデンスというよりは、
ある程度の推測だったり、
ある程度の根拠のある消去法だったり、
そういったものも当然絡んでくると思います。



例えば、
地図を見ながら道を進んでいるとします。

地図上では、
スタートからゴールまではわかりやすい一本道。



でも、
地図の通りに進んでいたら、
行けると思っていた道が閉鎖されていたとか。

それで地図を見て他のルートに変更するというのは、
前述の“エビデンスベース”と似ているかもしれません。



でもそこで、
閉鎖されているすぐそばに迂回ルートが見えていて、
そのルートは地図には載っていない…。

それでも、
その迂回ルートを進めばいいじゃないですか。


それなら、
“地図”という絶対的指標の通りではなくても、
明らかな近道になるはずです。





身体ってけっきょく、
良くなれば何でもいいと思います。



正直、
どこの病院に行っても整骨院に行っても
改善できない症状で悩んでいた方が、

初回のカウンセリングでお話しているだけで、
物凄く表情が柔らかくなってくることもあります。



もちろんデタラメではいけませんが、
その場で“こうやってみよう”と思った思い付きの手技で、
大きな変化が出ることもあります。





そこに、
エビデンスって必要でしょうか?





もちろん、
検証することは必要です。

再現性も必要です。

感覚だ、経験だ、
という便利な言葉で済ませてしまって、
後世に伝えられないのも良いとは言えません。





ただ、
何がいちばん大切なのか?


と考えた時に、

目的に応じた変化が起こり、
Wantsが達成されていること。



これですよね?





勉強と思考を欠かさずに、
今日も全力でアウトプットしようと思います。



とはいえ、
まだもうちょっと技術に自信がなく、
もっと根本的な技術レベルを上げていきたいと
いう先生もいると思います。

どうしたら患部にとらわれなくなるのか?

どうしたら患部に触れなくても変化が出せるのか?

遠隔アプローチを可能とする考え方とは?

という内容について知りたい方は、
ぜひこちらにご参加ください。

締切間近です…。
https://goo.gl/B584ma

























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