from 久保田隆介
こんにちは。
今回は、
“手を作る”
というお話です。
施術って一口に言っても、
いろんなことがありますよね。
治療家(施術家)がやるような、
マッサージ、整体等々。
インストラクターやトレーナーがやるような、
ストレッチ。
美容師さんがやるような肩モミ。
本職の治療家でもお粗末な人はいますし、
ストレッチが上手いトレーナーもいますし、
めっちゃ気持ち良くしてくれる
美容師さんもいます。
でも、
だいたいがまぐれ当たりといいますか。
然るべき意識ができていて、
必然的に上手い人って、
ほとんどいないと思います。
では、
どのような“然るべき意識”を
するべきなのか…?
相手の身体に触れる時に、、、
皮膚に触れるイメージなのか?
浅筋膜に触れるイメージなのか?
浅層筋に触れるイメージなのか?
深層筋に触れるイメージなのか?
どこかの階層の滑走を良くするイメージなのか?
血流を流すイメージなのか?
リンパ行を流すイメージなのか?
その触れている部分ではなく、
他の部位に波及させるイメージなのか?
皮膚や筋肉をどの方向に流すイメージなのか?
結果的にその人のどんな動作を改善させる
イメージなのか?
結果的にその人がどんな表情になって
喜んでいるイメージなのか?
などなど、
ただ相手に触れるだけでなく、
必要に応じた具体的イメージを持つことで、
効果は大きく変わるはずです。
また、
「そっか、イメージが大事なんだ!」
とわかったからといって、
いきなり具体的なイメージをしたとしても、
その接触媒体(?)である
“手”
が出来上がっていなければ、
いきなりイメージだけで
どうにかなるものでもありません。
偉そうに言える立場でもないですが、
治療能力の高くない治療家、
ペアストレッチをやっているような
インストラクター、
手技をやっているパーソナルトレーナー、
といった方の施術を受けると、
効果云々はさて置き、
雑な印象を受けることがほとんど
なんですよね。
接客対応についてとか、
上手い下手とか、
そういったことではなくて、
“手が雑”
なんですよね。
基礎基本って、
決して解剖学や生理学といったことではないんです。
もちろんそれも大事なのですが、
それだけじゃないんですよね。
伝わりますか??
今スグできることとしては、
ほぐすのであれば、
「ほぐれてほしい」と思いを込めて
ほぐしてみてください。
伸ばすのであれば、
「伸びてほしい」と思いを込めて
ストレッチしてみてください。
そして、
身体が軽くなったとか、
痛みが和らいだとか、
それで喜んでいるその人の笑顔だったり、
軽くなっている身体の爽快感を
イメージしながら触ってみてください。
たったそれだけでも、
漠然と触るよりも効果が高くなるはずです。
施術中に楽しくおしゃべりするのも良いですが、
「ちゃんと手に集中する」
ということは欠かしてはダメだと思いますよ。
そして、
解剖学までイメージできる人であれば、
どの組織にどんな変化を起こしたいのか?
その組織の変化だったり、
血液が流れていく様子だったり、
そんな景色まで、
ぜひイメージしてみてくださいね^^
近日中に、
腰痛や膝痛について相談されても、
自信を持って対応できるようになりたい
女性インストラクター、
もっと細かな対応ができるようになりたい
女性パーソナルトレーナー、
施術に自身が持てない
女性セラピスト、
の方々に革命を起こす企画を
発信します。
ぜひ楽しみにしていてくださいね♪
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