2018年8月7日火曜日

脊柱菅狭窄症も変形性膝関節症も治っていない件について。



こんにちワールド。


久保田隆介です。





さてさて、
またここ最近になって、
動画配信している人が
増えて来た印象がありますね。


既知既出のネタばかりか、
明らかに間違った内容も多くて
全部つまらないのが多いですけど。笑





で、
動画とか、ブログとか、
発信媒体はいろいろありますけど、
当然そのタイトルと内容が
非常に重要だということは、
言わずもがなですよね。





で、
本当によく目にするのが、、、


脊柱菅狭窄症が治りました


変形性膝関節症が治りました


っていうやつ。


ちょっと言葉尻とかが違うにしても、
およそこれ系全般についての話です。





結論から言うと、


「治らねぇだろアホ」


っていう。





狭窄症でもOAでも、
痛みとか症状を軽減or消失
させること自体は、
それ程難しくないですよね。


でも、
脊柱管内が狭窄しているという
その事象自体は、
恐らく変わらないと思います。


同様に、
膝(=大腿骨遠位&脛骨近位)の
変形自体は変わらないと思います。





要は、
整形外科での診断って、
視認できるものに名前を付けている
だけなんですよね。


で、
その視認され、名前を付けられたものと、
それによるものとされている症状との間に
実は因果関係が不十分で、、、


脊柱管狭窄症が治った


変形性膝関節症が治った


っていう表現は間違っている。


っていうことなんですよ。





まぁもしかしたら、
狭窄した脊柱管内を広げっちゃったり、
変形した骨の形を変えられちゃったり
する技術があるかもしれないので、
そうなってくると話は変わってきますけど。




とはいえ、
そもそも狭窄だったり、
膝の変形だったりという
事象自体が解消されなくても、
症状が改善されているということが
当たり前に起きていることからして、
狭窄も変形も、
症状に対する十分条件ではありません。


ここが重要ポイントですよね。





この辺の理解には、

最低限の身体の知識+読解力

が必要になるので、
苦手な人は苦手かもしれません。

※読解力≒リテラシー




多くの人が、
リテラシー低めですからねw





なので、

「そんな細かい言い回しにまで
 こだわらなくていいんじゃない?」

とか、

「言ってることは同じでしょ?」

とかって
思ってしまう人もいると思いますけど、
そこはスルーしてはダメですよ。





無数の条件が折り重なって現れている
様々な“症状”というものに
向き合っていくためには、
こういった微妙なニュアンスまで理解して
整理していくことが、
非常に重要ですからね。


とはいえ、
今日お伝えしているような内容は、
“思考”や“読解”という観点の中では
それ程難しくないレベルの話だと思います。


いかがでしょうか?






セミナーや勉強会に行って、


「ここがこうなっているから、
 この症状が出ているんですよ。」

とか、

「この手技をやることで、
 ◯◯関節にアプローチすることが
 できるんですよ。」


とかって教わることが
無数にあると思います。





でもそこで鵜呑みにせず、

「本当にそうなのか?」

っていう観点が持てると、
視野が広がってくるのではないでしょうか?





リテラシーが低い人程、
鵜呑みにし、
疑問を持たない印象が強いです。





AKAで、
仙腸関節の関節包内運動なんて
本当に出せると思いますか?


頭蓋系の施術の効果そのものは
素晴らしいと思いますけど、
脳脊髄液の流れなんて、
本当に触知できると思いますか?


筋膜リリースとか簡単に言いますけど、
どこの層だかイメージできていますか?


骨の形なんて、
即時的に変えられると思いますか?





まずは大切なのは、、、


疑問を持つこと


ではないでしょうか。





とはいえ、
誰でも毎日1000回したら
イチローになれるのか?


って言ったら、
当然
なれないっていうのと同じで、、、


誰もがリテラシーを上げていけるのか?
っていうと、
そこもどうしても
“センス”ってあると思いますけどね。





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 メンバー追加はしませんので、
 まずはメッセージをお送りください。




あ、でも、
ただのクレクレクソ野郎は
ご遠慮願いますw





それでは!


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