2017年3月4日土曜日

あえて言う~柔整師へ~


from 久保田隆介



柔道整復師の国家試験を終えたみなさん、
本当にお疲れ様でした。


私も当時国家試験の前は、
徹夜で勉強したことを思い出します。



で、
あえて先輩として言っておきますが、
あなたが取ったその免許、
マジで意味のない物です(笑)



柔整師じゃない人にこんなことを言われたら
ムカつくと思います。

でも、私も柔整師です。

学費も親に出してもらいました。

本当に感謝しているし、
親孝行したいです。

治療家としての自分を目標にしていくれている
後輩や弟子たちにも良い姿を見せていきたいです。

当時はクラスメイトと毎日一緒に勉強しましたし、
がんばった記憶と思い出はとても大切です。



でも、
柔整師の免許なんて本当にしょうもないです。




あなたが既に整骨院(接骨院)に勤めているか、
これからかわかりませんが、
99%の整骨院は不正請求をしています。


10分延長で1000円、、、
とかの延長施術は認められていません。

キネシオテーピングや、
筋肉のサポートテーピング等の
+300円とかも認められていません。

これさえ知らない無知な人が多い。


また、
既に勤務していて保険請求について知っている人なら
わかると思いますが、
足首を捻挫したことが明らかなのに
下腿上部を一緒に請求したり、
ギックリ腰で腰が痛いのが明らかなのに
背部上部を一緒に請求したりといった
2部位請求も普通にグレーじゃなくてブラックです。



なぜ同業者を敵に回すような、
99%が不正をしているなんていうことを言うんだ?
根拠はあるのか?

あります。



柔整の保険で真っ当に一部位で請求したら、
10割換算で約600円にしかなりません。

延長もダメ、固定以外のテーピングもダメ、

最近は高価な電気治療器で自費を取っていきましょう!
なんていう悪徳電気屋さんも多いみたいですが、
電気治療でプラス料金を取るのもダメです。



で、
雨の日も、雪の日も、台風の日も、
必ず毎日30人の患者さんが来てくれたとします。

しかも全員外傷で保険適応という奇跡。

600円×30人=18000円

一生、ずーっと、毎月25日やったとして、

18000円×25日=450000円

治療院経営において、
賃貸でやっていて、
開業時の借金返済もあって、
広告費等々もかけてとなると、

およそ平均経費が約40万円/月

と云われています。



いくら残りますか?

小学生レベルの算数ができればわかることです。



柔整師が真っ当に保険を使って生きていくのは
どう考えても不可能なんです。



もし保険が、

柔整師も生活できるレベルで、

さらに患者さんも安く受けられるのであれば、

とても良いシステムだと言えます。



でも、
そうじゃないんです。




アホみたいに、
生活できなくても外傷を診る権利だけが欲しいというのであれば、
柔整師の免許は必要だと思います。



でも、
大人なので、
生活しないといけませんからね。



それでも一部の柔整師たちは、
外傷の処置ができる本当の柔整師が増えることを
願っていたりするわけです。

私もその考え自体には強く賛成します。


だから、
ゲレンデ接骨院も行ったし、
ラグビーのトレーナーの経験もしました。

肩関節の前方脱臼なんてゼロポジとか
ぜったい使いませんが2秒で整復できますし、
コーレスも一人整復で十分です。

軽い捻挫や肉離れなら、
すぐに歩けるようにくらいはできます。



でも、
憧れて辛い日々に耐えて得たそんな技術も、
今ではほとんど出番がありません。



免許を持っている以上、
責任として、
外傷に対応できる知識技術は
確実に欠かしてはいけないことだと思いますが、

じゃぁそれで保険を使って外傷だけ診ていて
飯が食えるのかと言えば、
ぜったいに無理です。



じゃぁどうしたらいいのか?

と言えば、
やはり保険は使うべきじゃないし、
自費で戦える武器(知識、技術、情報)が必要だし、

柔整師という枠にとらわれずに、
様々な慢性症状にも対応できる武器が必要なんです。



ではまずは、
30分3000円、
60分6000円などの料金体系でいいのか?

はい、
死亡決定です。




あ、ちなみに今日の内容はすべて、
一人治療院だったらの話ですけどね。

じゃぁグループ展開や複数人運営が良いのか?
と言えば、
けっきょくシステマチックな
マッサージ屋さん化、
整体屋さん化してしまう可能性が高いのです。。


かと言って、
「今は大手に勤務しているから安心!」
とか思わないでくださいね。

その給料で60歳までやって、
退職金が数千万円出るわけでも無くて、
銀行金利も0%で、
老後のこと考えたことあるんですか?

やっていけるのはオーナーだけです。



手に職があるから大丈夫?

本当に手に職って言えるレベルですか?



30年前は退職も年金受給も55歳だったのが、
今や75歳になろうとしている。

それなのに、
年金がもらえると思ってるんですか?



開業したいとか、したくないとかじゃなくて、
しないと生きていけない水準であるにも関わらず、
しても生きていけるかわからない…。



これ、あなたに言ってるんですよ?




で、
柔整がこんな状況で、

5万人を超える柔整師、
15万人を超える鍼灸師、
その他、
整体、カイロ、リラクゼーションなどを含めて、
30万人以上の同業者での過当競争になるわけです…。

治療家数の増加と、
日本の人口減が反比例していることについては、
考えたことはありますか?



今回の話は、
話せばもっと深い部分、
もっと不変な根拠がいくらでも用意してあります。




他では聞けない話、
もっと聞きたくないですか?

患者さんが納得してくれる、
根拠に基づいた治療ができるようになりたいと思いませんか?

患部を触らないでも治療できるようになりたいと思いませんか?

そういった同業者と差別化できるテクニックが必要だと思いませんか?

こういった視点での開業や経営の話を
もっと聞いてみたいと思いませんか?



ここまでの内容でモヤモヤしてしまった頭を
スッキリさせたい方はこちらへどうぞ。


これだけ多くの地域に出向くことは
今後二度とないかもしれません。

ぜひこの機会をお見逃しなく。。


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