from 久保田隆介
こんにちは。
あなたの治療法は、
何がベースですか?
オステオパシーですか?
カイロですか?
操体法ですか?
構造医学ですか?
ドイツ徒手医学ですか?
もちろん、
それぞれの流派(?)によって、
考え方や理論の違いはあると思います。
ただ、
操体法でも、
METでも、
PNFでも、
単なる賦活化のための徒手抵抗でも、
生理学的に考えれば、
それ程大きく異なるものでは
ないと思います。
そういう意味では、
良くなれば何でもいい
っていう言い方も、
アリかもしれません。
でも、
本質的に考えた時に、
本当に良くなれば何でもいいのか?
っていうと、
それではダメだと思います。
ダメな理由としては、
ぜったいに正解はあるはずだから
っていうことです。
相手ありきで結果が求められている以上、
確かに結果として
治療効果=症状の軽減or消失
ということが求められることは
当然なのですが、
それこそ患部をほぐせば
ある程度の症状緩和が
みられるケースは非常に多いですが、
それでOKということにはならないですよね?
それこそ、
痛みが消失すればいいのであれば、
強めの痛み止めで
一発OKです。
でも施術家は、
痛み止めで痛みを抑えても、
手術で人工関節にしても、
それこそほぐしても、
それは本質的な改善には
なりませんよ!!
ってなわけで、
じゃぁ骨格矯正しましょうとか、
じゃぁ筋トレしましょうとか、
そんな感じの流れになるわけですが、
そもそもそれだって、
我々の理解の範疇でしか
解釈できていない中で、
“症状”とか“動作”
っていう事象だけを捉えて、
あたかもそれが本質であるかのように
議論しているに過ぎません。
身体の中で、
神経が、
脳が、
細胞が、
あるいは体内での変化が起こることによる
外部環境への影響が、
どの程度あるかなんて、、、
到底計り知れません。
身体のことって、
考えれば考える程
わからなくなります。
そういうものだと思います。
それなのに、
たった一つの施術法で、
「自分は○○法でやってます。」
とか、
「○○○メソッドはすごいですよ!」
とか言えてしまう人って、
ある意味幸せだなって思います。
もっと迷った方がいいのに。笑
でも考え過ぎて、
こちらの思考が混乱していても、
結果的に前向きな治療効果が
出づらくなってしまうこともあるし。
それはそれで良くないこと。
しかも、
仕事をするのは常に
“現場”
なわけであって、
だから、
結果が求められるという意味では、
確かに何でもいいのかもしれないけど、
要はそこで
思考をストップさせるというか、
症状が消えたからいいかって、
思考をゴールさせてしまうことが
良くないということです。
きっとゴールは、
もっともっと先なはず。
見えないくらい遠く…。
ずっと喉の調子が悪かったのですが、
たぶん明日かあさってくらいから
動画も再開できそうなくらいまで
回復してきました^^
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