2019年9月16日月曜日
近道に見えるけど遠回り。
こんにちは。
久保田隆介です。
テーピングセミナーをやっている中で
◯◯症に対しては
どのように貼ったらいいですか??
このような質問をよく頂きます。
もちろん、
お答えできることもありますが、
できないこともあります。
これはどんな手法でもそうですが、
決して万能なものなどありません。
ですから、
ご質問頂いた症状が
そもそもテーピングの適応でなければ
それはテーピングではなく
〇〇の方が良いと思いますよ。
っていうような返答になります。
当たり前ですけど、、、
けっこう多くの人が、
セミナーに行った時の
あるあるなんじゃないかと思います。
いかがですか??
技術に相手をあてはめるのではなくて、
あくまでも相手ありきで、
症状ありきであるべきだと思います。
本来そのはずなんですけど、
特にハウツーを学べば学ぶ程、
そういった思考になりがちだと思います。
これは腰痛に効きますよ~
これは膝痛に効きますよ~
なんていう学び方をしてしまうと、
腰痛だって膝痛だって
無数にパターンがあるにも関わらず、
一緒くたにその手法を試して、、、
当然変化が出ることもあれば、
出ないこともあって、、、
また他のハウツーを求めて、、、
そんな感じになってしまう人が
ほとんどだと思います。
こんな時にはこの方法!!
っていうことをやっていると、
一部の症状に対しては
すぐにある程度の変化が出せるようになるので、
現場力が上がったような気になるものです。
しかし、
長い目で見れば、
本質的に思考力も考え方も伴わないので、
必ずどこかで行き詰ります。
例えばそこで
変化率が高い手法には
どんな共通点があるか??
変化が出た時はもちろん、
変化が出ない時の共通点は何かあるか??
手法に固執するのではなく、
“要素”で考えて応用できるか??
などなど、
思考を止めないことが
重要だと思うのですが、、、
残念ながら、
ほとんどの人が
そこまで行かないですからね。
だからこそ“環境”が大事で、
いつまでもハウツーで良しとするような
環境に身を置いているばかりでは、
プロとしては不十分だということです。
また、
これが最近よく言っている
安易に答えを求めてしまうことで、
かえって答えから遠ざかってしまう。
っていうことです。
理解できますか??
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それでは^^
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