2019年4月9日火曜日
響いたらシェアしてください。
こんにちは。
久保田隆介です。
今日から子供が幼稚園です。
また毎朝、
幼稚園経由で出勤する日々が
始まります…。笑
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治療に向き合うための
考え方などを発信している
『秘密のグループ』をやっています!!
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5月以降は勉強会も開催予定です!!
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さて、
今回は3月21日にFacebookで
大変多くの反響があった記事を
そのまま転載しようと思います。
非常に長い内容ですが、
特にパーソナルトレーナーや
インストラクターの方々には
ぜっっったいに
読んで頂きたい内容です。
まだ読んでいない人は、
ぜひ読んでください。
もう読んだ人も、
ぜひもう一度読んでみてください。
ちなみに、
この記事を書いている
4月9日時点で、
元記事のシェア数が99でした。
もし共感して頂けましたら、
Facebookの元記事から
ぜひシェアしてください^^
ちなみに、
セミナー情報の掲載は
既に終了していますが、
昨日の記事の最下部から
まだ若干名お申込み可能ですので、
ぜひよろしくお願い致します。
それでは下記、
以前の記事の転載になります。
↓↓↓
この内容は、
いわゆる医療系国家資格者にも、
トレーナーやインストラクターなどの
運動指導者の方々にも、
ぜひ多くの人に読んで頂きたいと願って
時間をかけて書きました…。
僕は業界全体を見ている中で、
運動指導者がもっと知識を付けるべきだ
という主張を何年も前からして来ました。
その意図としては、
特にインストラクターであれば、
対大人数を相手にしていて、
その中で多くの人から信頼されているので、
そこにさらに知識が伴えば、
救われる人が増えると思うからです。
それなのに、
多くのインストラクターたちは、
“腰痛体操”とか“膝痛エクササイズ”とかは
いくらだってやっているくせに、
いざ混み入った内容になって来ると
「私は国家資格は持ってないから、、、」
「私は“治療”はできないから、、、」
と言って逃げます。
もう一度言いますけど、
それは逃げです。
ここで毎回聞くのが、、、
百歩譲って国家資格所持者ではないという
主張は認めるとしても、
じゃぁあなたは、
国家資格を持たずにやっているような
整体師やカイロプラクティックの技術者を
否定するんですか??
その人たちの行為については
治療とは認めないということですか??
と聞くのですが、
そうすると大抵の人が
「いや、それは、、、」
となります。
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ここで、
国家資格そのものについて触れます。
まず、
国家資格には2つの規準があって
・名称独占
・業務独占
というものがあります。
これがおもしろくて、
例えば医師免許については、
上記の両方が当てはまります。
要は免許を持っていなければ、
医師と名乗ることも、
医業を行うことも許されないということです。
「国家資格なんだから、
そんなの当たり前じゃないの??」
って思う人が多いと思いますが、
それが意外とそうでもないんです。
例えば柔道整復師の免許には、
業務独占はありますが、
名称独占はありません。
ですから、
業務独占とされている“柔道整復術”の
不定義的な意味不明さはともかくとして、
いわゆる運動器の非観血的外傷の対応は、
医師以外には柔道整復師しか
行ってはいけないわけです。
しかし、
「柔道整復師です。」
と名乗るだけなら、
柔道整復師法には抵触しないということです。
名乗ったところで、
特に意味もメリットもないですが、
法律上そういうことになっています。
一方、
理学療法士なんかは、
名称独占はありますが、
業務独占はありません。
要は、
免許を持っていない人が
「理学療法士です。」
と名乗ること自体がダメなのですが、
法律上独占された業務は
特に何もないということです。
なので、
病院や施設におけるマイナー規定の中で
資格が活かされることはあっても、
病院のリハビリなんかは、
理学療法士じゃなくても
やっているケースはありますよね??
そういうことです。
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では次に、
“業務独占”について掘り下げます。
例えば、
理学療法士、作業療法士、保健士には、
業務独占はありません。
それはなぜかというと、
一般生活の中で当然起こりうるであろう
行為を法律で縛ることはできないからです。
例えば、
足の悪いおばぁちゃんに対して
「おばぁちゃん、足動かそうね。」
って言うのも、
簡単にいえばリハビリ指導行為になります。
あるいは、
小さい子どもに対して
「ちゃんと手洗いうがいしなさい。」
って言うのも、
保健指導になります。
そこを法律で縛ることはできませんよね??
簡単にまとめるとそういうことです。
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重要なのはここからです。
先程も書きましたが、、、
「私は国家資格は持ってないから、、、」
「私は“治療”はできないから、、、」
って言うのはただの逃げだと書きました。
確かに国家資格を持っていないのは
事実かもしれません。
しかし、
ここまでの内容から言えば、
整体師、カイロプラクターはおろか、
ましてや理学療法士がやる整体でさえ、
法的なルールの中でやっているわけではない
というのが明白であり、
そこを否定するかといえば
ほぼ間違いなく否定しないと思うので、
まず資格の壁は
消えたということにしましょう。
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次に、
「私は“治療”はできないから、、、」
について掘り下げます。
実は以前それについて、
厚生労働省に問い合わせたことがあります。
その際の内容について、
サラッと書きます。
※先程書いた『業務独占』の概念が
引用されます。
↓↓↓
「治療」という概念についてお訪ねします。
例えばいくつかの資格が
業務独占を有していないのは、
一般生活の中で当然起こり得るであろう
行為を法律で縛ることはできないからだと
認識しております。
そうであるならば、
例えばお腹を痛がる子どもに対して
お母さんが手を当ててあげること、
ぶつけた部分をさすってあげること、
あるいは、
擦りむいた傷に絆創膏を貼ることなど、
それらについても、
“医業”とは言えないまでも
“治療行為”と考えられるとすれば、
当然法的に縛る対象としては
相応しくないと考えられると思います。
よって、
“治療”という言葉について、
国家資格者のみしか扱えないというのは
不適当だと思うのですが、
いかがでしょうか。///
みたいな、
簡単にまとめると
このような内容を送りました。
すると返答がありまして、
これも簡単にまとめると、、、
「仰る通りなので、
国家資格者のみしか扱えないということは
ありません。」
という旨の回答でした。
※これは質問文も回答文も
記録に残してあります。
いかがですか??
だからといって、
積極的に“治療”という言葉を使う必要性は
まったくないとは思いますが、
少なくともこれにより、
資格の壁だけでなく、
“治療”という言葉の壁も
超えたことになります。
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しかもここ数年、
明らかなマッサージであっても
“揉みほぐし”とか“リリース”などと
表現してみたり、、、
「結局治療でしょ??」
っていうような行為を
“コンディショニング”とか“ケア”とか、
いろんな言い回しをしてみたり、、、
それを積極的に肯定する必要もなければ、
先程も書いたように、
“治療”という言葉についても
あえて積極的に使う必要性は
特にないと思います。
また、
これ系の内容について書くと、
必ずと言っていい程、
思考が古くて腐っているような人が、
国家資格がいかに尊いかみたいな意見を
言って来たりするのですが、、、
残念ながら、
あなたの思考が古びている間にも、
時代は変わり続けています。
刀の尊さをいくら訴えても、
もう誰も刀なんて持ってないでしょ。
要は僕が、
トレーナーやインストラクターの方々に
伝えたいのは
「あなたたちが思う程、
その壁は問題にならないですよ。」
っていうことです。
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それに、
運動指導者の方々は、
国家資格者を「凄い」と思っている人が
非常に多い印象がありますけど、
業界全体で見たら、
頼れる程優れた知識技術を持った
国家資格者の施術家なんて、
まったく多くありません。
あとは、
触れること自体に抵抗感を訴える
インストラクターさんも
多い印象があります。
でもそれに関しては、
ちゃんとカウンセリングをして、
キューイングのみで動作指導でもして、
症状の軽減or消失に
導いてあげたらいいじゃないですか。
触れるのに抵抗があるなら、
触れなくてもいいレベルの知識を
付けたら良いだけです。
もちろん、
それだけでは難しい場合もあります。
それに、
何でもできるようになる必要もないですし、
できないことはできないと
言うべきだとも思いますけど、、、
もっとできることの幅は広いはずですよ!!
っていうところに、
もっと自信を持ってほしいんです。
もちろん、
運動指導者としての“分業の信念”でもあって、
楽しい運動指導だけを極めたいとかであれば、
それはそれで素晴らしいと思います。
ただそれにしたって、
前述の通り、
整体師やカイロプラクターの件もあるし、
理学療法士の件さえあるし、
ましてや“治療”という概念の件もあるし、
何より時代は変わっているし。
そもそも、
“腰痛体操”とか“膝痛エクササイズ”とかを
やっている人は無数にいるわけだし。
だからあなたが、
お客さんに頼られているにも関わらず
知識を深めることをしないのは
ただの逃げであり
無責任だということだけは、
ここまで述べた論拠の下に名言しておきます。
ここまで調べた上で
「私は国家資格は持ってないから、、、」
「私は“治療”はできないから、、、」
って言っている運動指導者さん、
いないでしょ??
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ちなみに"施術"というのは
その性質上、
リカバリーの域を超えません。
痛みのロジックから考えても
二次的効果から考えても
運動の方が優れている面は
たくさんあると思いますし、
実際にトレーナーさんの実践力や、
インストラクターさんの求心力など、
施術家よりも圧倒的に優れている要素は
本当にたくさんあると感じています。
まぁでも端的に言えば、
施術も運動指導もどちらもできれば
ベストだとは思います。
だから僕は、
施術家の方々との繋がりも
もちろん大切ではあるのですが、
これからは、
トレーナーさんやインストラクターさんとも、
もっと一緒に勉強して行けたら嬉しいと
思っていて、
そうすることで、
もっと業界全体が明るくなるのになーと、
希望と期待を持っているわけです。
まとめると、
誰にでももっと可能性はあるし、
もっとみんなで手を取り合って
業界を良くしていきましょうよ!!
っていうことです。笑
そんなわけで、
私が発信している
コミュニティやセミナーなど、
ぜひチェックして頂けたら嬉しいです!!
柔整師や整体師などの施術家はもちろん、
トレーナーやインストラクターの方々の
ご参加も心から歓迎します\(^^)/
何ならそこで、
業種間の交流も図れたら素敵だな~
なんて考えています♪♪
長文をお読み頂きまして、
誠にありがとうございました。
以上です。
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